今回はDartでカラーコードをint型やString型で扱う方法を紹介していきます。
データベース(DB)に色の情報を保存する際などに役立つ内容になっているのでぜひご覧ください。
カラーコードをint型で扱う
まず初めにカラーコードをint型で扱う方法を紹介していきます。
Colorをint型にする方法
黒色を意味するカラーコード000000をColorオブジェクトを用いて扱う際は以下のように記述します。
Color black = Color(0xff000000);
0xffの後に6文字のカラーコードを指定することで表示したい色を指定することができます。
こちらをint型で扱う際には以下のように記述します。
int blackNum = Color(0xff000000).value;
print(blackNum);
//結果 4278190080
こちらの情報をFirestoreなどのDBに保存することでカラー情報を保存することができます。
int型をColorにする方法
先ほど生成したint型のカラーデータをColorオブジェクトに変換して扱う方法も紹介していきます。
データベースに保存しているint型のデータからアプリ上で色を扱う際に活用することになるのでぜひ知識として知っておきましょう。
やり方は簡単で、Colorオブジェクトの引数にint型の値を設定するだけで完了します。コードは以下です。
Color black = Color(4278190080);
これで黒色を表示することができます。
カラーコードをString型で扱う
今回も黒色の000000を例に紹介していきます。
ColorをString型にする方法
ColorオブジェクトからString型でカラーコードを管理するコードは以下です。
String blackString = Color(0xff000000).value.toRadixString(16);
print(blackNum);
//結果 ff000000
こちらの情報をDBに文字列として保存することができます。
String型をColorにする方法
DBに保存したカラーコードの文字列をColorオブジェクトに変換する方法を紹介します。
コードは以下です。
Color black = Color(int.parse('ff000000', radix: 16));
これで文字列をColorオブジェクトに変換することができます。
おわりに
今回はDartでカラーコードをint型やString型で扱う方法を紹介させていただきました。
ユーザーのテーマカラー情報などをDBに保存する際にぜひ活用してみてください。
当ブログではプログラミング学習に関するコンテンツを執筆しております。
他にもDartでランダムな文字列を生成する方法を解説した記事などもございます。ぜひ合わせてご覧ください。
最後まで読んでくださりありがとうございました。
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