今回は、Pythonにおける型変換の方法を解説します。
取り扱うのは「string(文字列)」と「datetime(日付)」の型変換の方法です。
データのやり取りをする上で型変換は必須の知識となりますのでぜひこの機会に学習していきましょう。
string(文字列)からdatetime(日付)への型変換
まずは、「string」から「datetime」への型変換の方法を紹介します。
実装コードは以下です。
from datetime import datetime as dt
string_date = '2022-3-13 13:00:25'
datetime = dt.strptime(string_date, '%Y-%m-%d %H:%M:%S')
順番に解説します。
まずは型変換のために必要な「datetime」パッケージをimportします。
from datetime import datetime as dt
次にstring型の日付情報を管理する変数を定義していきます。
string_date = '2022-3-13 13:00:25'
最後にstring型の日付情報をdatetime型に変換していきます。
datetimeパッケージの「strptime」メソッドでstring型をdatetime型に変換していきます。
第一引数に変換したいstring型の日付情報を渡し、第二引数にstring型の日付情報のフォーマットを渡します。
datetime = dt.strptime(string_date, '%Y-%m-%d %H:%M:%S')
string型の日付情報が‘2022/3/13 13:00:25’このような場合は、dt.strptime(string_date, ‘%Y/%m/%d %H:%M:%S’)のように記述します。
datetime(日付)からstring(文字列)への型変換
次に、「datetime」から「string」への型変換の方法を紹介します。
実装コートは以下です。
from datetime import datetime as dt
datetime = dt.now()
string_datetime = datetime.strftime('%Y/%m/%d')
こちらもまずは「datetime」パッケージをimportします。
from datetime import datetime as dt
そして現在時刻を取得したdatetime型の日付情報を変数で用意します。
datetime = dt.now()
最後に「strftime」メソッドを用いてstring型をdatetime型に変換していきます。
この時strftimeの引数にはstring型の日付情報で扱いたいフォーマットを渡します。
string_datetime = datetime.strftime('%Y/%m/%d')
以上で型変換は完了です。
おわりに
今回は、Pythonにおける「string(文字列)」型と「datetime(日付)」型の型変換の方法を解説させていただきました。
開発の上で型変換は重要な知識になってくるのでこの方法を覚えておいてもらえたらと思います。
当ブログではプログラミング学習に関する知識を執筆しております。Pythonでの多重ループを終了し抜け出す方法を解説している記事などもありますので、ぜひ合わせてご覧ください。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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